評判の悪い弁護士事務所を避ける完全ガイド
評判の悪い弁護士事務所について調べてみると、SNSやGoogleマップの口コミなど多くの人が不快な経験を共有しています。
「CMがうざい」「電話で冷たく断られる」「相談で親切な態度が見られない」「事務所のスタッフや弁護士の態度に差がある」など、さまざまな評判がみられます。第三者の口コミや評判は、あなたが弁護士事務所を選ぶときにとても参考になるでしょう。
評判の悪い事務所に依頼してしまうと、満足の結果を得られないことはもちろん、契約の解除にも手間や費用がかかってしまうので後悔することになります。そうならないためにも、評判の悪い弁護士事務所を回避して信頼のできる事務所に依頼すべきです。
弁護士事務所の評判を確認する重要性
弁護士とは数ヶ月〜数年の信頼関係を築く
債務整理、離婚問題、相続、交通事故、保険、不動産など、弁護士に依頼する法律業務は多岐にわたりますが、どの手続きを依頼するにしても弁護士とは数ヶ月〜数年のあいだ信頼関係を築く必要があります。
評判の悪い弁護士事務所に依頼してしまうと、問題を解決するまでのあいだにもストレスがかかり、さまざまな不安や不満がつきまとうことになります。そのことから、評判の悪い弁護士事務所を避け、信頼できる弁護士事務所に依頼することが重要になります。
弁護士事務所の評判で信頼性やサービスの質を知る
弁護士事務所の評判は、その事務所の信頼性に直結しています。
評判の良い弁護士事務所は、依頼者(クライアント)に問題の最適な解決方法を提供したことで、信頼を獲得して良い評判を得ています。つまり、評判が良い弁護士事務所は、サービスの質が高く、専門性や実績が豊富な弁護士事務所であるといえます。
一方で、評判が悪い事務所は、依頼者(クライアント)の問題に対して満足のいく結果を得られない、あるいはその結果を得るまでのプロセスに問題があることがほとんどです。悪い評判の弁護士事務所の口コミを見ると、「話を聞いてくれない」、「費用や手続きの流れがわかりづらい」、「リスクの説明がない」といったことが多く、サービスの質や専門性の低さがうかがえます。
このように、弁護士事務所の評判を確認することで、その事務所への依頼者からの信頼性やサービスの専門性・実績を知ることができます。
評判の悪い弁護士事務所の特徴
コミュニケーションに問題がある
評判の悪い弁護士事務所の1つの特徴として、コミュニケーションの問題があります。
依頼者(クライアント)とのコミュニケーションが不十分であったり、クライアントの意見や要望を適切に理解せず、提案内容に反映していないことも少なくありません。また、クライアントからの問い合わせに対するレスポンスが遅い、あるいはまったくないこともあります。
弁護士にコミュニケーションの問題があると、クライアントが自身の抱える法的問題について不安を感じ、常にストレスを感じることになりかねません。
対応サービスの費用が不透明・高い
費用が不透明でわかりづらい
評判の悪い弁護士事務所は、サービスの費用が不透明でわかりづらいです。
弁護士事務所が提供するサービスの費用が、明確でないことがあります。特に、弁護士と面談をしたときに費用の詳細が伝えられない、基本的な費用の他にあとから実費(交通費や連絡のための通信費)が発生する可能性についての説明がないといったことが、しばしばあります。
費用が相場よりも高く追加料金を取られる
相場の費用よりも明らかに高い、依頼をしたあとに追加費用が発生するなど、高額な費用を請求されることがあります。
良心的な弁護士事務所であれば分割払いや後払いにも対応していることがありますが、評判の悪い弁護士事務所ではそのような柔軟な対応もおこなっていないことがあります。
評判の悪い弁護士事務所の避け方
口コミや評判をチェックする
弁護士事務所を選ぶときには、口コミや評判をチェックすることが重要です。これは、事務所のサービス品質や専門性を評価するための1つの方法です。
評判の悪い弁護士事務所の口コミには、「CMがうざい」、「電話で冷たく断られた」、「相談で親切な態度が見られなかった」、「事務所のスタッフや弁護士の態度に差があった」などがあります。これらの口コミは、事務所のプロ意識や顧客サービスに問題があることを示しています。
したがって、弁護士事務所を選ぶときには、このような口コミや評判を注意深くチェックし、自分のニーズにもっとも適した事務所を選ぶことが大切です。
初回面談時の弁護士の対応で判断する
弁護士事務所への初回面談は、弁護士事務所のサービスの品質を評価するための貴重な機会です。
この段階で確認すべきポイントは、以下の通りです。
- 弁護士の態度や解決策を提供する能力
- 費用・サービスの範囲・期待できる結果などサービスの透明性
- 事務所の評判を再確認する
弁護士の態度や解決策を提供する能力
初回面談のときに、弁護士の態度や解決策を提供する能力を確認することが大切です。
担当の弁護士はあなたの話を丁寧に聞いて専門的なアドバイスを提供してるか、あなたの問題を理解して適切な解決策を提供する能力があるか、弁護士の対応から判断しましょう。
費用・サービスの範囲・手続きの流れなどサービスの透明性
弁護士との初回面談では、法的問題を弁護士に聞いてもらったあとに、解決案を提示してもらいます。そのときに、透明性のあるサービスを提供されているかどうかを確認しましょう。
手続きにかかる費用、サービスの範囲、手続きの流れなど、重要な情報を弁護士から明確に説明されたかどうか。信頼できる弁護士事務所であれば、契約前に提供するサービス内容を明確に聞くことができます。
事務所の評判を再確認
もし、初回相談で弁護士に不安や不満を感じたときには、その場で契約をせずに、話を持ち帰ってもう1度事務所の評判を確認しましょう。
実際に話を聞いてみた自分の感覚と、第三者の口コミや評判を照らし合わせることで、弁護士に依頼したあとの手続きの流れやサービスの質をイメージできるので、評判の悪い弁護士事務所に依頼することを避けられます。
評判の悪い弁護士事務所との契約を解除する方法
契約解除の手続き
評判の悪い弁護士事務所との契約を解除するための手続きは、事務所や弁護士により異なる場合があります。
しかし、一般的には、まず弁護士や事務所に対して契約解除の意向を明確に伝えることが必要です。そのとき、契約解除の理由を具体的に説明し、可能であれば書面で提出しましょう。
契約解除に関する手続きは法律的な問題が絡むため、新たな弁護士の助けを借りることも検討すると良いです。なお、一部の事務所では、法テラスの援助開始決定が出ることを解除条件とする暫定的な契約書を作成することもあります。
新たな弁護士事務所の選び方
新たな弁護士事務所を選ぶときには、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
- 事務所の評判や口コミをチェックする
- 実際に無料相談をしてみる
事務所の評判や口コミをチェックすることはもちろん大切です、あくまでも第三者の意見です。自分に合っている事務所かどうかは、実際に無料相談をしてみてその対応を受けてみなければわかりません。
弁護士に相談したい法的問題があるのであれば、評判の悪い弁護士事務所は避けつつ、気になる事務所へはまず無料相談をしてみましょう。法的問題を先延ばしにすると問題が悪化してしまうので、1日でも早く弁護士に相談すべきです。